電力自由化で売電先が充実!お得な売電先を比較


どこにいても必ず手に入るものとして太陽光があります。その恩恵を有効に活用できるのが太陽光発電です。設備さえ整っていれば無尽に降り注ぐ太陽光が電気になって利用できるようになります。

また、作りすぎてしまった分は電力会社に買い取ってもらう売電と言うシステムがあります。各社で売電価格は異なるから比較して、売電収入が多く得られる売電先を見つけた方が良いでしょう。電力自由化によって売電価格にも変化があるので、後悔しないためには売電契約前にしっかりと把握しておく必要があります。





大和ハウスでんきが戸建てオーナー向けに最大22円/kWhで買取

全国的に展開している大和ハウス電気は、かなり売電価格で買い取ってくれます。残念ながら誰でもその恩恵を受けられるわけではなく、大和ハウスグループで戸建てを成約された方に限られます。またダイワハウスでんきと小売電力販売プランで売電契約をする必要があります。蓄電池を購入してから、1年間は22.00円で、1年後には11.50円に戻ります。

20円を超える売電収入を得られる売電先は珍しく、条件があるようなら必ず売電契約をした方が良いでしょう。電力自由化によって、各社売電についても見直しを行っています。全国展開している企業なので、どこの県でも基本的に売電契約が可能です。期間限定とは言え、この売電価格は他にはありません。

※出所、大和ハウスでんき公式サイトから引用抜粋


東京電力管轄ならLooopでんきで実質26.40円/kWhで相殺

売電先には売電ではなく相殺と言うことで売電収入と同じように得ができるところがあります。Looopでんきがその一つで、東京電力管轄内であれば26.4円で取引されます。これは他社と比較にならないぐらい好条件です。このように自由に選べるのは、電力自由化の恩恵とも言えます。

相殺とは、太陽光発電によってできた電力のうち、余剰になったものを使用電力から控除することで、従来とまったくと同じぐらいの売電収入を得ることが可能です。売電契約する事業主がどこにいるかも重要ですが、最も安い北陸でも21.30円と高値です。電力自由化で条件の良いところを選ぶことができるようになったので、このような比較を行ってしっかり選ぶ必要があります。加入時には、他にもFITの終了を迎えている人で昼間の時間帯でエコキュート稼働設定をすること、Looopでんきの電気契約をしていることんなどの条件があります。

※出所、Looopでんき公式サイトから引用抜粋


中部電力エリアでは、中部電力なら最大12円、丸紅なら最大12.40円

もともと中部電力のエリアだったところでは、12円を超える売電をしてくれるところがあります。まずは中部電力ですが、7円から12円の範囲で買取が行われます。対象プランへの加入をしなければならないと言う条件があります。売電量によって金券やポイントへの変換が可能です。

丸紅ソーラートレーディングなら、それを超える12.4円で契約することが可能です。条件としてはシャープ製の蓄電池を購入した人だけです。溜めておくことができない太陽光発電には蓄電池が必要になります。だからこそあまり負担になるものでもありません。何かトラブルが起こったときにもすぐに対応してもらえるのも魅力的です。晴れている時が少ない地域では、貴重な太陽光を逃すわけにはいきません。

※出所、中部電力公式サイトから引用抜粋
※出所、丸紅ソーラートレーディングk公式サイトから引用抜粋


関西電力エリアならはりま電力で最大15円、ならコープで最大12円

関西電力のエリアも大きく、電力自由化によって多くの小売店がひしめき合っています。その中でもはりま電力なら最大15円の高い価格で売電してもらえます。条件としては提携先のプロパンガスと契約することが必要です。もし、プロパンも必要という場合には、選択肢に含めることができるでしょう。その下の12円は電気プランへの加入が条件となります。

ならコープでんきなら、10円から12円までの3段階の設定が設けられています。最低限必要な条件としてはコープの組合員でなければいけません。売電契約のコストは3段階に設定されていて、10円から12円までの3段階があります。他社と比較しても十分高いため、少しでも可能性があるなら検討する必要があります。

※出所、はりま電力公式サイトから引用抜粋
※出所、ならコープでんき公式サイトから引用抜粋

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