電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

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出光興産は日本第2位の石油販売会社です。この出光興産も電力自由化に乗り出しています。電力自由化の前にすでに電気事業を行っていた経験もあります。


新電力にメリットが大きい会社
★ 日本第2位の石油事業会社
★ 電力事業はすでに行っている経歴
★ セット割引などの展開もしている
★ 新しい発電所の県建設も行っている



　2016年4月の電力自由化の開始に伴い、各種石油販売会社が電力販売を開始しています。昭和シェル石油やキグナス、ENEOSなどです。そして出光興産も新電力事業に乗り出しています。出光興産は石油業界で2位のシェアを持っています。そして電力自由化に伴い新電力を提供する会社を子会社化しています。これは他の石油会社と異なった特長を持っています。出光興産は、ガソリンスタンドをはじめとして石油販売を主事業としています。全国に展開されているガソリンスタンドの認知度は高く、利用客を中心に顧客の囲い込みを行う戦略となっています。出光興産が子会社を用いて電力事業を行うのはこの電力自由化をきっかけにしたからではありません。もともとガソリンなど化石燃料ビジネスは、遠い将来クリーンエネルギーに変わる可能が高く、継続性に難点がありました。そのためエネルギーの新開発などを行う必要があったのです。



　そこで2009年に出光グリーンパワー株式会社を設立、翌年2010年にはプレミアムグリーンパワー株式会社を設立しました。どちらもエネルギーを開発する会社であり、二社とも小売電気事業者に登録されています。出光興産は新出光として電力事業を迎えますが、今までに様々な企業や施設への電力供給を行っている実績があります。特に今までの化石燃料を使用したエネルギー供給ではなく、新開発の新エネルギーを実用化できる範囲まで開発し、実際に展開しているのです。2016年4月の電力自由化によって電力供給を拡大します。そしてそのエリアは最初は関東エリアに限定していますが、今後拡大する予定もあります。自社所有の発電所を持っていることも出光興産の強みとなっています。 風力発電所や太陽光発電所、地熱発電所、水素発電所、バイオ発電所など未来を担う発電所が名を連ねています。継続実用化も期待されている発電所なのです。



　電力自由化に伴い自前で発電所を持っていない企業は、電力の卸売りなどを中心にビジネスを進めますので、どうしても価格割引に限界があります。しかし出光興産は自前での発電所を持っている強みを活かし、大規模発電を利用した低料金化の実現と、 ガソリンスタンドとのセット割引の実現をメリットとして掲げています。一般電気事業者から電気を買い入れるよりコスト的に安くなるメリットを最大限活かすことで消費者に還元できる仕組みを作っているのです。この事業を行える新規事業者は少なく、一般で近畿事業者からすると大きなライバルとなりうることが想定されています。またガソリンスタンドとの提携では電気の契約とガソリン料金のセット割引を行います。これはどこの石油事業者も同じことですが、ガソリンの需要が少なくなっている中、電気を利用したガソリンの販売売上を拡大することでの相乗効果を狙っています。



　出光興産も独自のクレジットカードを提供しています。このクレジットカードを利用することにより、各種割引サービスを拡大することが可能になります。日用品の買い物に使用することによって電気料金の割引が成される仕組みです。そのため消費者にとっては節約に大きなメリットとなります。実際電力自由化の口コミでも自動車オーナーを中心に石油会社の電力セット割引を魅力に感じている人は少なくありません。また新しい発電所の建設も計画中です。東京ガスと九州電力と出光興産の三社で連合して石炭火力発電所の建設を行う計画です。関東は日本屈指の電力の需要が大きいエリアです。安く手に入る燃料でエネルギーを作り出すことが一番望ましい方法です。その最たるものがクリーンエネルギーですが、実用化にはまだまだ遠い道のりです。しかし石炭は石油に比較して安いため、環境問題をクリアすれば、効果的なエネルギー源になるのです。

■メリット
・法人向けの実績から、電気供給の不安が無い新電力
・継続すればするほどお得なプランがあり、契約1年目は500円、2年目は1,000円、3年目は1,500円の割引を毎月受けられるのは大きい

■デメリット
・家庭向けの売電が他社より、スタートが出遅れている