いい部屋でんき(大東エナジー)

 

いい部屋でんき(大東エナジー)

他社との違い

いい部屋でんきは、電力自由化によって誕生した新しい方法による電力供給サービスです。サービスを提供しているPPSの大東エナジー関連会社である、大東建託の集合住宅に加入している世帯であれば自動的に加入が可能となっています。毎月の電気料金から割引がされるため、とても経済的です。


大東エナジーの特長やメリット
そもそも自由化による利点とは
どのような方法でコストダウンするのか
契約プランにも様々なものが
電気料金の内訳と、削減される料金
「いい部屋でんき」の電気料金プラン


★そもそも自由化による利点とは

 テレビなどで盛んに取り上げられて目にする機会が増えてきている電力自由化ですが、どのような特長やメリットがあるのか実際にはよく分からないと感じている人も決して少なくはありません。そもそも電力自由化のメリットとは、簡単には各世帯において電力契約の内容を事細かく再設定した契約をすることで、毎月の電気料金からコストを割引することができるという仕組みです。現在多くの世帯において一般的に活用されている電力会社との契約による電力では(電気を活用する方法にもよりますが)実際にはコストを削減する事ができるポイントがあります。こうしたポイントを見直して、電力会社による電力では無くPPSと呼ばれている新電力を提供する会社からのプランを適切に選ぶ事によって、毎月の電気料金をコストカットする事が可能になるという仕組みが電力自由化による最大の利点です。


★どのような方法でコストダウンするのか

 例えば大東エナジーが提供している新電力プランである「いい部屋でんき」では、PPSである大東エナジーと結びつきの強い大東建託の集合住宅に加入している人がサービス提供対象となっています。従っていい部屋でんきに加入する場合には、大東建託の集合住宅に入居するだけで同時に加入される仕組みとなっています。メリットとしては、集合住宅に入るだけで他の集合住宅よりも電気料金の割引が自動的に行われるといった特長があります。一般的な加入者としては、自由化の仕組みをさほど真剣に気にする必要が無く新電力による供給がサポートされ、そして自動的に割引が行われるシステムとなっています。新電力による特別な契約も必要がなく、入居した際に自動的に契約がなされ、また更新などの手続きも必要ありません。PPSとの契約方法としては一番シンプルでかつ理想的な方法とも言えます。


★契約プランにも様々なものが

 いい部屋でんきの場合には、入居した世帯に自動で料金割引が適用される仕組みが用いられています。しかしその他のPPSの場合にはセットプランを活用して毎月の料金が割り引かれる仕組みもあります。セットプランは、PPSのグループ企業が提供を行っている「指定されたサービス」に加入を行う事によって、電気料金のコストダウンを行う事ができる仕組みです。セットプランとして指定されているサービスとしては、指定されているインターネットプロバイダへの加入や、あるいは指定したガス会社に加入する事で、毎月の電気料金から使用料請求額が減額される仕組みとなっています。何もせずとも毎月の電気料金から使用料が削減されるためとても合理的なプランであると言えますが、事情で指定されているプロバイダに加入できなかったり、現状のガス会社のまま変更がない場合には割り引かれる額が少なくなるため、セットプランには適さないという部分もあるため注意しましょう。


★電気料金の内訳と、削減される料金

 一般的に電力自由化に伴って減額される請求額は、いい部屋でんきの場合には3%から5%となっています。入居しているだけで自動的に減額が行われるため、電力供給に際する安定性に不安を感じると考える人もいるかもしれませんが、しかしそうした心配をする必要はありません。理由として、電力供給の際の送電線には一般的な電力契約と同じ経路が活用されているからです。そのため、他の世帯と同じように電力を安定的に活用する事ができるため、自由化された電力だからといって大きな違いを体感する事はありません。安いからと言って、「自分の世帯だけ突然停電してしまった」などと言うトラブルが生じる事もなく安心して活用する事ができるように配慮がなされています。毎月の電気料金が安くなる内訳としては基本料金である主に人件費から割引されるため、合理的なコストカットが可能となるのです。


★「いい部屋でんき」の電力料金プラン

・北海道電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
954.18円 1272.24円 1590.3円 1908.36円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~280kWh 280kWh~
22.36円 28.23円 31.7円

・東北電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
954.18円 1272.24円 1590.3円 1908.36円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~280kWh 280kWh~
22.36円 28.23円 31.7円

・東京電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
800.28円 1067.04円 1333.8円 1600.56円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~300kWh 300kWh~
18.45円 24.61円 28.43円


・中部電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
800.28円 1067.04円 1333.8円 1600.56円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~300kWh 300kWh~
19.64円 23.82円 26.57円

・北陸電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
691.41円 921.88円 1152.36円 1382.83円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~300kWh 300kWh~
16.95円 20.65円 22.29円

・関西電力エリア
【従量電灯A 基本料金】
~15kWh 355.04円
【従量電灯A 電力量料金】
15~120kWh 120~300kWh 300kWh~
21.68円 27.79円 31.65円

・中国電力エリア
【従量電灯A 基本料金】
~15kWh 313.74円
【従量電灯A 電力量料金】
15~120kWh 120~300kWh 300kWh~
19.32円 25.55円 27.53円

・四国電力エリア
【従量電灯A 基本料金】
~11kWh 383.72円
【従量電灯A 電力量料金】
11~120kWh 120~300kWh 300kWh~
19円 25.17円 28.45円

・九州電力エリア
【従量電灯B 基本料金】
30A 40A 50A 60A
848.55円 1131.4円 1414.26円 1697.11円
【従量電灯B 電力量料金】
~120kWh 120~280kWh 280kWh~
16.61円 21.95円 24.8円

メリット・デメリット

■メリット
大東建託の賃貸を利用しているのであれば、電気料金だけを考えると、ほぼ、業界最安値なので、検討すべき新電力会社(PPS)と言える。また、家賃の明細と電気料金の明細が一つになるので、便利
■デメリット
電気料金以外の部分のメリットを検討すると、逆にメリットは少ないといえる。

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