北海道でおすすめの新電力4選


電力自由化の中で安い電気を選べるメリットがある反面、電力小売業者の数も増えているため、どこが一番安いのかを調べることも重要なポイントになって来ています。北海道エリアの中でも電力自由化で多数の電力小売業者がありますので、比較をしておかないと新電力に切り替えたものの電気代が安くならなかったり逆に割高になってしまうこともゼロとはいい切れません。

Looopでんき・ピタでん・親指でんき・HTBエナジーはいずれも北海道エリアの中で評価が高い電力小売業者ではありますが、電気の使用量に応じて最適な会社は変わります。ちなみに、LooopでんきのLooopは「o」の文字が一つ多いと疑問に感じている人も多いかと思われますが、これはこちらの会社のキャッチコピーのようなもの、切り替え簡単で「o」が3つのLooopでんきといいます。





世帯人数や使用量など無関係に一番安いのは「ピタでん」

電力自由化で新電力を供給する事業者数は年々増えているといいますが、北海道の中でもランキング上位に入るのがピタでんです。東京や大阪などの首都圏と比較した場合、新電力の利用ができる会社が少ない、北海道にお住いの人の中にはこのように感じている人も多いようです。

ピタでんは現在10~60Aで最大需要容量が6kVAの場合、電力の使い放題プランを利用できる、500kwhまでは電気料金が一律なので電気代が高いと感じている人、オール電化住宅で電気代が高いと感じている人などにもおすすめです。

オール電化の場合は深夜の電気料金は安くなるものの、それ以外の時間帯は高くなりがちですから、料金一律で使うことができるピタでんは魅力的といえましょう。

基本料金 0円
従量料金 28.77円/kWh
※出所、「ピタでん」公式サイトの料金表より引用抜粋


次にオススメなのは「AIでんき」

AIでんきはランキングの中で第2位、ピタでんの次におすすめの新電力会社です。こちらの会社は人工知能のAIを利用した電力自動運用で電気代を削減する、画期的なシステムが売りになっているもので電力自由化以降は新しいサービスやシステムを導入した供給事業者も少なくありません。

AIでんきも北海道エリアを代表する会社で、個人・家庭向けプラン北海道エリア50Aでは年間24,024円の節約効果を期待できるとしています。

年間約24,000円ですから1か月あたりの節約効果は約2,000円、北海道は冬の寒さが厳しい地域ですか冬場に電力消費が行われることが多い、オール電化でも深夜以外の時間帯も同一料金で電気を使える魅力を持ちます。



二人世帯なら「親指でんき いいねプランB」であれば、年間約14,500円お得

親指でんきのいいねプランBは、北海道電力の従量電灯Bプランに相当するもので30Aから60Aを対象にしているものです。

ランキング内でも上位に位置する評価を持つ会社で、いいねBプランは契約期間に関係なく基本料金が常に無料になる、従量料金のみの支払いで済むなどの魅力を持つものです。

電力自由化で新電力の選択肢が増えたものの、あまり電気料金が安くならないと考えている人も、親指でんきのいいねプランBを検討することで電気を多く利用する世帯、特に二世帯家族などは毎月の電気代を節約しながら今までと同じ品質の電気を使い続けることができます。現在契約アンペア数が30A~60Aで新電力への検討を行っている場合見積もりを依頼されては如何でしょうか。

基本料金 0円
従量料金 29.5円/kWh
※出所、親指でんき公式サイト いいねプランBより引用抜粋


一人世帯なら「HTBエナジー」で年間5,850円お得

HTBエナジーのたのしいでんき、北海道かにプラン従量電灯B(ママトクコース)は、北海道電力エリアのためのプランです。当プランは、1人暮らしの場合は280kWhを想定したとき月額料金が6,100円になり、2人暮らしの場合は350kWhを想定したとき月額料金が7,900円です。

家族3~4人の場合は500kWhを想定したとき月額料金が11,300円になるお得なプランです。さらに、HTBエナジーの当プランは、午後7時から午後8時59分までの電気料金が無料になる、1日の中で最も電気の使用量が高い時間帯の料金がゼロになるメリットを持ちます。

尚、基本料金は従量電灯B5の倍で、無料時間帯以外は従量電灯B5と同様に5%の割引が適用されますので、深夜よりも無料時間帯に電気を多く使っている人などにおすすめです。

基本料金(1契約につき)
30A 1,943.7円
40A 2,591.6円
50A 3,259.5円
60A 3,887.4円
従量料金(1kWhにつき)
最初の120kWhまで 22.78円
120~280kWh 28.77円
280kWh~ 32.30円
※出所、HTBエナジー公式サイト 北海道電力管轄エリア料金表より引用抜粋

この記事に関連するコラム

賃貸アパートに一人暮らしでも電力自由化のメリットはあるの?

 電力自由化に伴い多くの事業者が新電力サービスを提供してきましたが、見れば見るほど、家族構成の多い、大家族であったり、電力使用量の多い家庭にのみ恩恵をあずかれるプランが多く、例えば、アパートで独り暮ら...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

HTBエナジーの3種類のママトクコースとは?

 従来は1地域に1つの電力会社が担当し契約先は1つしかありませんでしたが、電力自由化により自由に電力会社を選べるようになりました。  新電力には従来の電力会社よりも低廉な電気の提供を目指しているのはも...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

太陽光パネルを無償提供?「ハウステンボスHOME太陽光でんき」とは?

 ハウステンボスHOME太陽光でんきは、その名の通りハウステンボスが展開する電力事業です。  太陽光発電が無料で始められる、また万が一電気が不足した場合でもHTBエナジーの電力でカバーできるなど、安定...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

九州在住でオール電化ならHTBエナジー

 HTBエナジーの特徴は 誰でも5%割引サービス があり、従来の料金と比べてお得に使いやすいことです。新電力は選択肢が多いために選ぶ際には料金だけでなく口コミなどを参考にすることが重要で、良い...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む