中部電力管内でオススメの新電力会社はどこ?


以前、地域の大手電力会社が電力市場を独占してきました。ユーザー地元の電力会社しか利用できませんでした。それが電力自由化を契機に、一般家庭も電力会社を自由に選べるようになったわけです。その結果、ガス会社や石油会社などが、電力事業に次々に参入しています。

中部電力管内でも多くの新電力会社が誕生しており、それぞれ独自のサービスを実施しています。それを活用することで、ユーザーは電気料金を安くできたり、普段利用しているポイントを貯める事が出来たり、ガソリン代にメリットを出したり、原子力や火力などの環境に思うところのある電力ではなく、いわゆる、環境に配慮したエコエナジーと言われる電力を利用するといった選択肢を持つことができました。

では、中部電力管轄エリアでオススメの新電力には、どのような電力会社があるのか?評判の人気の新電力会社を紹介していきます。





安さを追求!原価で提供!ダイレクトパワーの「ダイレクトSプラン」

新電力であるダイレクトパワーの「ダイレクトSプラン」は、従量料金が市場連動型となるおすすめの料金プランです。従量料金を市場価格で提供できるので、日中の電気使用量が少ない家庭にとってお得なプランです。

基本料金は0円のシミュレーションとなっており、使用した電気量に応じて課金されます。電力自由化以降ダイレクトパワーでは、JEPX(日本卸電力取引所)から電気を仕入れており、使用量に応じた取引手数料しかかかりません。

ユーザーが供給される電気の単価は、中部電力管内の市場価格と同様に変動します。それ故、深夜帯など市場価格が低くなる時間に利用することで、電気料金の大幅な削減が可能になります。

それがダイレクトパワーが新電力ランキングでも上位に入る理由の一つです。市場連動型料金プランでは、変動する取引価格と連動して料金単価が変動します。そのため、中部の電力会社としてもリスクが低くなり、安価な電気が提供できるわけです。



2番目に安い エルピオでんき スタンダードプランS

エルピオでんきのおすすめのスタンダードプランに加入すれば、電気料金をもっと安くすることができます。エルピオはLPガス販売事業者として、50年に及ぶ実績を持っています。新電力のエルピオでんきは、2016年の電力自由化によって誕生した事業となります。

新電力ランキング上位のエルピオは安い電気料金を実現するために、LPガスで培ったノウハウを活かして電力業界に参入しています。何よりも、中部管内のユーザーに支持される企業を目指しており、安心で快適なサービスを提供することをモットーにしています。

エルピオでんきの品質はそのままで、発電所から中部ユーザーまでの送電は従来通り中部電力が担当するシミュレーションとなっているわけです。それゆえ、これまで通り安心して電気を使うことができます。

エルピオでんき スタンダードプランS(中部電力エリア)料金表

契約アンペア 基本料金 電力量料金
30A 743.52円 23.62円
40A 937.04円
50A 1,171.29円
60A 1,497.22円
※出所、エルピオでんきスタンダードプランS(中部電力エリア)「料金表」から引用抜粋


一人暮らしなら「自然電力のでんき」も安い

自然電力は3人の若者によって、2011年に創立されました。3人は風力発電会社の同僚で、それぞれが想いを抱いて電力業界の門を叩いています。磯野は石油など有限エネルギーが、争いの火種になっているのを憂いていました。自分でできることを模索する中で、自然エネルギーにであったと言います。長谷川は趣味のサーフィンをする中で、沿岸に立つ風車の存在に興味を持ちます。川戸は祖父が遺した「人の役に立つ仕事を」というおすすめの言葉を胸に、風力発電事業と出会ったわけです。3人は東日本大震災を契機に、自分たちのシミュレーションに確信を持ちました。

電力自由化でより良い社会を実現するために、自然エネルギーを広めることが自分たちの使命だと感じます。そして、震災から3か月後に自然電力を設立することになったわけです。そうした対応の速さから、新電力ランキングで上位に位置します。

自然電力のでんきの中部エリアの料金プラン

内訳 契約種別 単位 料金単価
基本料金 実量契約 1kWhにつき 198.00円
SB・主開閉器契約 10Aまたは1kVAにつき 126.50円
従量料金 実量契約 1kWhにつき 8.12円
SB・主開閉器契約
※出所、自然電力のでんき中部エリア「料金プラン」から引用抜粋


オール電化の家庭なら「昭和シェル石油」のオール電化プラン

「オール電化プラン」は、給湯器など主に深夜に電気を使うユーザーの適した料金体系です。

「昭和シェル石油」のオール電気プランであれば、特に夜間の電気利用がメリットが大きくなります。また、カーオプションを選択することで、1ヵ月につき100リットルまでガソリン代が割引されます。1リットルあたり2円割引され、電気自動車の場合は毎月の電気代が200円割引されます。電力自由化後も送配電は従来通りなので、安心して電気を利用できます。

全ての手続きは簡単で、解約しても料金は発生しないのも魅力です。電気料金設定はライフスタイルに応じて選択でき、くらしのための「S」は、誰でもシンプルに料金が安くなります。電力会社の従量電灯を利用していたユーザーも、Sに乗り換えるとお得です。

昭和シェル石油の中部電力エリアのオール電化プラン

基本料金 10kVAまで 1,377.04円
11kVA以上 275.00円/1kVA
電力量料金(平日) 22時~8時 16.29円
8時~10時、17時~22時 28.52円
10時~17時 38.71円
電力量料金(休日) 22時~8時 16.29円
8時~22時 28.52円
※出所、昭和シェル石油のでんきの「中部電力エリア」の料金表から引用抜粋

この記事に関連するコラム

電力自由化!関西で最安値の新電力はどこ?

電力自由化によってライフスタイルに合わせた電力会社を選ぶことができるようになりましたが、プランもたくさんあって1つ1つ比較するのは大変です。せっかく電力自由化になっても切り替えが面倒でそのまま使って...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

でんきの選び方!電力自由化でおすすめの得する方法

2016年4月より電力自由化がスタートしました。これまで電力会社は地区に一つしかなく選びようがなかったのですが、2016年4月以降は様々な電力会社が新規参入し、その中から自由に選ぶことができるように...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

愛知県で新電力を比較!おすすめは?

愛知県で電力自由化による新電力会社を探す際には、おすすめになる基準があるので各社のプランを比較検討することが重要です。安くなる金額だけではなく、貯まるポイント、受けられる別のサービスなど、比較要素が...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む

福岡県でおすすめの新電力事業社4選

福岡エリアで電力自由化で誕生した新電力会社は多数あるけれども、一人暮らしなのであまり電気を使わないから新電力への切り替えは意味がない、このように考える人も多いのではないでしょうか。 しかし、九州電...続きを読む

同じジャンルのコラムを読む