電力自由化の相談窓口はどこ?


電力自由化によって、様々な業者で色々なサービスを提供しています。

そのため、これまでの業者からサービスのよい業者へ乗り換えをされる方も多くいらっしゃることでしょう。電気料金の値下げやサービスの向上というメリットがありますが、新電力会社で電力不足などのトラブルが起こってしまったり、電気料金が安くなると思っていたのに反対に高くなってしまうなどの問題が出てきてしまうこともあります。

そこでこうした電力自由化のトラブルが起こってしまった場合の相談窓口が、どこにあるのかご紹介いたします。具体的には、電力ガス取引監視等委員会や電気の相談窓口lineなどを紹介していきます。





そもそもどんな相談が多いの?

電力自由化によって、自分で電力会社を自由に選ぶことが出来る時代になりました。ポイントサービスがついたり、料金が安くなるなど消費者にとっては多くのメリットがあります。 しかし、電力自由化により他業者の乗り換えた際に様々な問題も出てきています。

例えば電力会社を名乗る業者から、電気料金が安くなるプランがあると電話がかかり、訪問予約を入れられガス機器を売りつけられるというトラブルや、聞いたこともないような電力会社から乗り換えの誘いがあるような相談もあります。

中には詐欺まがいの手口で騙して契約を取り付けるというトラブルも発生していますので、聞いたこともないような新電力会社とは契約をしない方が無難です。

色々な電力会社がありますので、公式サイトで調べてから信頼出来るかどうかをあらかじめ調べてから契約した方がよいかもしれません。



電力・ガス取引監視等委員会

電力自由化のトラブルは信頼できる専門機関の相談窓口で相談するのが一番です。

電力ガス取引監視等委員会は電力やガスや熱供給の自由化に当たり、市場の監視機能等を強化し健全な競争を促すために設立された、経済産業大臣直属の組織ですので信頼して利用することが出来ます。

電力自由化Q&Aが電力ガス取引監視等委員会のサイト内にありますので、疑問に思うことなどがあれば自分で調べてみるとよいかもしれません。また苦情やトラブルなどがあったら、相談窓口に連絡をしてどうしたらよいのかを直接相談することも可能です。

実際にどのような苦情があったのかトラブルの内容について、公式サイトで紹介されていますので有益な情報を得ることが出来ます。

料金が安くなると業者から言われるとすぐに乗り換えをしたくなりますが、乗り換えを行う前に、どのようなトラブルがあったのかをサイト内で調べておくとよいかもしれません。



消費者ホットライン(消費者センター)

電力自由化の相談窓口は消費者センターでも行っております。 消費者センターの消費者ホットラインは誰もがアクセスしやすい相談窓口として消費者庁が開設したものです。

消費者センターは信頼できる機関であり、円滑に相談することが出来ますので、電気の相談窓口 lineとして活用されるとよいでしょう。

消費者センターの消費者ホットラインでも電力自由化Q&Aを行っており、実際に色々な苦情やトラブルの報告がされています。電力自由化Q&Aについても丁寧に回答を得ることが出来ますので、まずは消費者ホットラインに相談するとよいです。公式サイトではこれまでにあったトラブルの事例も掲載されていますので、参考にされるとよいでしょう。



契約した新電力又は大手電力会社に連絡する

電力自由化による不明点は電気の相談窓口 lineで相談するのが一番です。 業者の乗り換えでの不明点に関しては、契約した新電力会社や大手電力会社に連絡するのが一番です。

電力の小売り自由化による問題は増加傾向にありますので、電気料金の計算方法や解約する際に手数料がかかるのか、契約期間に縛りがあるなどについてわからないことがあれば直接問い合わせてみるとよいです。

電力会社は電気を利用する人が住んでいる地域でない場合でも、問題発生時には相談に乗る義務が発生しますので、地域の大手会社の大手送配電部門に相談する必要があります。

他にも契約した新電力会社が相談窓口として対応を行う義務がありますので、問題があったらすぐに相談しましょう。

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