電力自由化されたので、電力会社を変更して光熱費を削減したいという人も多いと思います。神奈川で一人暮らしをしている場合には、どのような新電力会社がおすすめなのでしょうか。
電力自由化によって新電力会社が提供するようになった電力プランは様々です。そのため自分のライフスタイルやニーズに合わせたプランを選ぶ必要があります。一人暮らしでも家にいる時間が長かったり、ほとんど夜しか家にはいないなどライフスタイルは違っています。
ダイレクトパワーは、電力自由化によって登場した新電力会社の中でも非常に低価格の料金で電力を提供しています。関東エリアでサービスを提供しているので、勿論神奈川も含まれます。
ダイレクトパワーのダイレクトSプランの特徴は、0円という基本料金にあります。旅行に行っているなど1日電気を使用しない日は、電気料金が発生しません。ダイレクトパワーのダイレクトSプランの料金は、市場価格に連動しています。
価格の変動に合わせて電気を控えれば、電気代を大幅に削減することにもつながります。電気の使用量は各家庭によって異なりますが、平均的な使い方だと年間で13,900円程度お得になります。マンションでも利用できますが、マンション全体で電気を一括契約していると電力会社を変更できないこともあります。
電力送電費用 | 内訳 | 契約種別 | 単位 | 料金単価(税込み) |
日毎料金 | 実量契約 | 1kWにつき | 7.05円 x 使用日数 | |
SB・主開閉器契約 | 10Aまたは1kVAにつき | 4.70円 x 使用日数 | ||
電力量料金 | 実量契約 | 1kWhにつき | 7.45円 | |
SB・主開閉器契約 | ||||
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 1kWhにつき | 2.95円 | ||
取引手数料 | 1kWhにつき | 4円 |
四国電力のオリーブプランも一人暮らしにおすすめです。四国電力というと四国でしか利用できないと思っている人もいるかもしれませんが、電力自由化されたことで神奈川でも利用できるようになりました。
四国電力のオリーブプランは、使用量が300kWhまでの定額プランとなっています。平均的な電気の使い方だと、年間で焼く12,400円もお得になる計算です。戸建住宅だけではなく、マンションなどの集合住宅でも利用することができます。
それからオリーブプランには、くりこし割という制度もあります。ひと月の使用電力量が定額料金の対象電力量を下回った場合、未達電力量に相当する料金を翌月の電気料金から割り引きしてくれる制度です。
契約電流 | プラン名 | 定額料金 | 従量料金(1kWhにつき) |
30A以下 | パールプラン | 2,444円44銭(100kWhまで) | 100kWh以上で、26円79銭 |
30A・40A | ブループラン | 5,092円59銭(200kWhまで) | 200kWh以上で、28円82銭 |
30A以上 | オリーブプラン | 7,944円44銭(300kWhまで) | 300kWh以上で、28円82銭 |
30A以上 | オレンジプラン | 13,240円74銭(500kWhまで) | 500kWh以上で、28円01銭 |
「ENEOSでんき 東京Vプラン+にねん とくとく割」
電気料金だけでも非常に割安な価格ですが、オプションメニューの「にねんとくとく割」に加入することでさらに料金が割り引きになります。これは2年以上ENEOSでんきを利用すると、料金が安くなるという仕組みです。
2年後の更新以降はさらに割引額が大きくなるので、電気料金を削減するのに役立ちます。運営者のJXTGエネルギーは、電力自由化されたことを受けて2003年から電気事業の分野にも参入しています。ENEOSは石油元売りの最大手であるJXTGエネルギーが手掛けているサービスステーションのブランドなので、車を運転する人にはよく馴染みがあります。
※出所、車を運転するなら「ENEOSでんき 東京Vプラン+にねん とくとく割」から引用抜粋
関西電力の料金プラン「はぴeプラス」は、電気の使用量によってポイントを貯めることができる料金プランです。
ポイントは、毎月支払った電気料金1,000円(税込み)に対して8ポイント付与されることになっています。ポイントは、400種類もの様々なアイテムに交換することができます。
例えば、カタログギフトやグルメ、宿泊サービス等があります。また、ポイントを電気料金の支払いに充てることもできますし、他社ポイントへ交換することもできます。それから「はぴeみる電」というWEBサイトにログインすると、毎月5ポイントが付与される仕組みになっています。「はぴeみる電」では、電気の使用量や電気料金を確認することができます。
※出所、関西電力公式サイト「はぴeプラス 東京電力管轄エリア」の料金表から引用抜粋
電力小売全面自由化がスタートしてから数年が経っており、電力会社を比較して乗り換えを行ったというご家庭は増えてきています。しかし乗り換えが全て成功したというケースばかりではなく、電気代が以前よりも上...続きを読む
電力自由化で、従来の電力会社のほかに電力小売り業者を利用して供給して貰うことも可能になりました。この電力自由化では、電気を使う側が供給業者を選べる、電気代が安いところを自ら探して契約を交わすことで...続きを読む
発電事業者が小売電気事業者に電気を売る際に受け取るのが「発電料」です。小売電気事業者が消費者に電力を送る際に支払う費用を「託送料金」と言います。電力を送るためには送配電ネットワークを使用するので、...続きを読む