関西電力エリアでオススメの新電力会社はどこ?


 電力自由化は家族構成が多い家ほど電気代の節約ができる、一人暮らしや二人暮らしなどのように家族が少ないと電力自由化は逆に電気代を高くしてしまうのではないか、このように考える人も多いようです。
 関西電力エリアには多数の新電力事業者がありますが、おすすめの4社はそれぞれ家族構成が少ない家庭でも電気代の節約ができる、もしくはオール電化で深夜の電気代を現在よりも安くできる事業者などそれぞれの事業者の特徴を比較してみました。
 関西電力エリアで電力会社のスイッチングを検討されている方は参考にしてみて下さい。




一人暮らしならENEOSでんきで年間約6千円お得!Tポイントも貯まる

 ENEOSでんきの関西Aプランは電気を多く利用する家庭はお得になるプラン、しかし一人暮らしの人でも年間6千円前後の節約効果を期待することができるおすすめの電力小売業者のプランです。ENEOSでんきの関西Aプランは、にねんとくとく割と呼ぶオプションプランが用意されているのですが、このオプションを追加加入した場合、電気代の割引率が大きくなりますし、2年後に更新を迎えたときにはその割引率がさらに大きくなる魅力もあります。
 ENEOSでんきは車を利用している人にもお得になるサービスを行っているのですが、このサービスはガソリン代や軽油代が最大1リットル当たり2円の割引きになる、灯油においても1リットル当たり1円引きになるなど燃料費の節約効果も期待ができるおすすめの電力小売業者です。
  関西電力
従量電灯A
ENEOSでんき
Aプラン
にねんとくとく割
1~2年目
にねんとくとく割
3年目
基本料金 1契約
最初の15kWhまで
341.02円 285.00円
電力量料金
(1kWhにつき)
15~120kWh 20.32円 20.31 20.11円 20.01円
120~300kWh 25.80円 23.99 23.79円 23.69円
300kWh超過分 29.29円 26.80 26.60円 26.50円
※出所、ENEOSでんき公式サイト、関西エリア料金表(https://www.noe.jxtg-group.co.jp/denki-kyotsu/charge/)から引用抜粋
※出所、ENEOSでんき公式サイト、にねんとく²割(https://www.noe.jxtg-group.co.jp/denki-kyotsu/benefit/longuse.html)から引用抜粋


二人暮らしならあしたでんきで年間約1.5万円お得!

 電力自由化も家族が多いほど電気代の節約効果を期待ができる、逆に家族が2人の場合には電力自由化はメリットがない、このように考えている人も多いようです。
 しかし、2人暮らしでも電力自由化は強い味方になってくれる関西電力エリアにお住いの人でも、あしたでんきの標準プランを利用すると、年間約1.5万円の電気代の節約が可能になって来ます。
 あしたでんきの標準プランは、関西エリアで6kVA以下が対象になっているもので、これは標準的な契約アンペア数に相当するものです。あしたでんきの標準プランは基本料金がゼロ、電力量料金でもある使用量にkWh単価を掛け合わせた金額で済むため、従来の電力会社を利用するよりも電気代の節約が実現することも少なくないおすすめの事業者の一つです。
  関西電力
従量電灯A
あしたでんき
標準プラン
基本料金 1契約
最初の15kWhまで
341.02円 0円
電力量料金
(1kWhにつき)
15~120kWh 20.32円 22.00円
120~300kWh 25.80円
300kWh超過分 29.29円
※出所、あした電気公式サイト 関西電力エリア料金表(https://ashita-denki.jp/aboutus/#kansai)から引用抜粋


3人以上の家庭ならピタでん!年間2.1万円お得!

 関西エリアで利用可能な ピタでんの使った分だけと呼ぶプランは、電気使用量が少ない人でも電力自由化の新電力を使って電気代の節約を可能にするお得なプランです。
 このプランは3人以上の家族構成の場合、基本料金が無料で電気使用量に応じた従量料金の支払いになるので電気使用量が少ない家庭でも電気代を減らす効果を期待できるおすすめの新電力事業者およびプランです。
 ピタでんは月に500kWh前後の電気使用量が多い家庭、基本料金がないので使った電気代だけを払いたい人などに最適な電力小売業者、ピタでんを使うとどのくらい電気代が安くなるのか公式サイトのシミュレーションを利用されるのがおすすめで、年間2.1万円の節約ができることもあります。
  関西電力
従量電灯A
ピタでん
使った分だけ
基本料金 1契約
最初の15kWhまで
341.02円 0円
電力量料金
(1kWhにつき)
15~120kWh 20.32円 21.59円
120~300kWh 25.80円
300kWh超過分 29.29円
※出所、ピタでん公式サイト料金表(https://pitaden.jp/lp01/index.html#plan)より引用抜粋


オール電化や夜型の電気使用が多い家庭には関西電力又はシン・エナジー


 関西エリアにお住いの人もオール電化住宅を利用されている人は多いかと思われますが、オール電化住宅の場合は深夜に多くの電力消費が行われるので、日中の電気代が割高になるデメリットを持ちます。
 関西エリアのオール電化住宅にも最適なのが関西電力季時別電灯PSやシン・エナジーの生活フィットプランです。関西電力季時別電灯PSは夏季の7月から9月にかけてのシーズン中、最も電気使用量が多い平日の午後1時から午後4時までをピークタイムにして割高な料金設定になっていますが、逆に午後11時から翌朝7時までの時間帯は電気代が割安に設定されているのが特徴です。
 シン・エナジーの生活フィットプランは現代の生活スタイルにマッチするプランで、シン・エナジーの場合は毎日午後10時から翌朝8時までをナイトタイムに設定しており電気代が安くなります。

関西電力 季時別電灯PS

  単位 単価料金
基本料金 ~10kW 1契約 1,188円
10kWを超える1kWにつき 1kW 388.8円
電力量料金 ピーク時間 平日午後1時~午後4時 1kWh 52.23円
オフピーク時間 ピーク時間を除く毎日午前7時~午後11時 ~90kWh 20.52円
90~230kWh 26.48円
230kWh超過分 30.32円
夜間時間 毎日午後11時~翌日午前7時 10.51円
通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器または
5時間通電機器を使用の場合は、
その総容量により次の金額が割引
マイコン型 1kVA 129.6円
5時間開通電気器 1kVA 140.4円
※出所、関西電力公式サイト「季時別電灯PS」(https://kepco.jp/d-ryokin2018/menu/kijibetsu-ps)より引用抜粋

シン・エナジーの生活フィットプラン

基本料金 1契約 304.41円
電力量料金 デイタイム 平日9時~18時 kWh 27.38円
ライフタイム 平日8時~9時
平日18時~22時
休日扱い日8時~22時
21.85円
ナイトタイム 毎日22時~翌日8時 18.03円
※シン・エナジー公式サイト 関西電力エリア料金表(https://www.symenergy.jp/simulation/plan/detail?code=0627010088#life_plan)から引用抜粋

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