電力自由化に伴って電気会社を選べるようになってきました。東京電力など今まで独占的に家庭への供給を行ってきた会社以外の会社を選択する事で、4人家族や2人暮らしといったようにライフスタイルに合ったプランへの変更を行えます。
オール電化を目指す場合には、エコキュートや太陽光パネルなどのシステムを導入する事になります。これらを使う事で、お湯を沸かしたり、電気をつけたりといった事が省電力で効率的に行なえるようになるでしょう。
ここでは、新電力会社で選べるエコキュートなどオール電化の家庭向けのプランを紹介していきます。
エコキュートって年間どの位の電気代がかかるの?
エコキュートを使って、お湯を沸かしたりする時の
電気代は年間で15000円程度になります。
これは、夜間帯に電力を使う事で、日中の時間帯よりも安くする事が出来ます。エコキュートで年間の電気代がかからないようにするには、ポイントを押さえて使っていく事が大切です。
季節に応じてモードを切り替えたり、お湯を使わない日は日中の沸き上げを停止したり、追いだきにせず、高温足し湯にしたりしていきます。その他にも、休止モードの使用や夜間の時間設定の見直し、プランの変更などを行っていく事も効果を発揮します。
ピークカット設定を行っておく事も電気代を減らすのに効果を発揮させる事が可能です。このように複数のポイントを実践する事で、電気代を減らせます。
オール電化向けのプランを提供している新電力会社はどんなプラン?
オール電化向けのプランは、消費者にとっては気になる所です。新電力会社の登場で各社様々なプランを用意していますが、どれを選べばお得に使えるのでしょうか。
オール電化向けのプランは、一般的な電気プランと比較して大きく異なる点として、夜間の料金がかなり安く、その代わりに日中の料金が高くなるという事です。逆に、一般の電気料金の利点は、24時間365日変動せずに同じ料金になっている事ですので、消費者が普段どのような電気の使い方をしているのかによって大きく変わってきますので注意が必要です。
新電力会社が提供しているものとしては、昭和シェル石油の「深夜におトクな 「オール電化プラン」、エルピオでんきの「深夜お得プラン」、ナンワエナジーの「スタンダードオール電化」などがあります。
【参考】各地域別のオール電化プラン一覧
東京電力でもスマートライフプランにプラン変更するだけでお得に!
電力自由化において注目されている新電力会社は、大手石油グループなどが参入していますが、従来の電力会社の方が安心するという場合には、大手電力会社でも電力自由化に対応する為のオール電化向けのプランが用意されています。東京電力のスマートライフプランを契約しますと、東京電力を使ってきたユーザーは、オール電化に移行する時にプラン変更を行うだけで済みますので、新たに契約する会社を選ぶ必要がありません。
4人家族や2人暮らしでも、このプランを選ぶ事で、エコキュートなどを導入する事ができ、電気だけで家の中の機器を稼働させる事が可能です。リモートコントロールにも対応していますので、東京電力のスマートライフプランは、オール電化をしたいという人々に適しています。
【参考】東京電力スマートライフプラン
オール電化向けのプランで安さ重視ならエルピオでんきの深夜お得プラン
4人家族・2人暮らしで電気を使う場合、部屋がそれぞれありますと、それだけ電気料金が増えていく事になります。
電力自由化の時代に登場した新電力会社は、異業種の企業が参入していますが、大手電力会社から電気を買い取って、それを安い料金で消費者に提供する形になっています。
新電気会社の一つであるエルピオは、電力自由化に対応する為に「深夜お得プラン」を用意していますので、深夜の時間帯が安いというのがメリットになっています。
新電気会社が提供するプランは、エルピオでんきの深夜お得プランと似た内容になっていますが、電気給湯器などの導入コストをクリアすれば、乗り換える事で年間の電気代は最大2万円ぐらい安くなる事もあります。