電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

電力自由化によってライフスタイルに合わせた電力会社を選ぶことができるようになりましたが、プランもたくさんあって1つ1つ比較するのは大変です。せっかく電力自由化になっても切り替えが面倒でそのまま使っている人も少なくありません。

電力会社によって電気料金が下がるだけでなく、ポイント還元や他の光熱費の引き下げにつながるケースもあるので、ライフスタイルに合わせて契約する会社を選ぶと良いでしょう。最安値と言われている電力会社でも自分のライフスタイルと違っていれば安くならないケースもあるので、プランはしっかり比較しなくてはなりません。電力自由化はお得に使えるチャンスを与えてくれましたが、利用する側にも様々なプランを比較して決定する判断力が必要です。

電力自由化で関西最安値の新電力を紹介！家族構成やオール電化(深夜型)などの条件に合わせてご紹介します。

一家の人数が増えれば増えるほど電気代は高くなるものですが、関西圏の電力会社で2人以上の世帯で安いのがエルピオ電気です。エルピオ電気には使っただけプランというものがあり、一般的な家庭での電気資料量で最も特になるプランと言われています。契約時に豪華なキャッシュバックはないものの、その代わりにシンプルで格安な料金設定となっています。

電気料金は段階式に使う量が多くなると割高になっていきますが、エルピオ電気の場合も段階制が導入されているので、割高にならないように電気量を考えながら使うようにしましょう。契約解除料はかからないので、もし思ったほど安くならないのであれば別の会社に切り替えても良いかもしれません。

使った分だけSプラン

使った分だけLプラン

※出所、エルピオでんき公式サイト「関西電力エリア」から引用抜粋

ジニーエナジーのみどりプランKTも安くなりやすいです。一人暮らしと違って家族と住むと簡単に電気代は高くなってしまいますが、ジニーエナジーは電気を多く利用する人向けのプランを用意しています。ジニーエナジーの大きな特徴が、電力市場の動向に合わせてレートが変化する点です。発電は海外から化石燃料などの資源を輸入して行われますが、市場の価格に合わせて価格が変わるので、常に相場で電気を購入できるのです。

基本料金もかなり割安となっており、段階制の電気料金ではない点もポイントです。たくさん使っても1kwhあたりの価格が固定なので、跳ね上がる電気代を気にしないで使うことができるでしょう。電力消費量が多い家庭にとっては、ジニーエナジーが圧倒的最安値になるでしょう。ジニーエナジーは関東でも利用できますが、このみどりプランKTは関西、四国、中国圏でしか利用ができません。

みどりプランKTプラン内容

みどりプランkVAプラン内容

※出所、ジニーエナジー公式サイト「料金プラン」から引用抜粋

一人暮らしで向いているのがソフトバンクでんきです。一人暮らしの場合は自分で節電を心がければ従量料金も段階が上がらない程度に抑えることができます。120kwhまでであれば1kwhあたり約20円ですので、頑張って節電できる人には良いでしょう。2段階になると料金が20%近く高くなり、1kwhあたり25円になります。季節的に電気の使用量が多くなってしまう時期でも、工夫しながら利用することで光熱費を抑えられるでしょう。

Tポイントが貯まるのもソフトバンクでんきの良い点です。ソフトバンクの携帯電話を契約している場合はセットになりますので、携帯回線1つにつき毎月100円、電気代は1%お得に利用することができます。ソフトバンクでんきでは契約解除時に事務手数料が発生するので注意が必要です。

電力消費量を自分である程度コントロールできる人にとっては、ソフトバンクでんきが最安値になりやすいです。

オール電化の家庭で向いているのが出光昭和シェルです。出光昭和シェルは一般の人にとってはガソリンなどの化石燃料会社のイメージも強いのですが、電力自由化が進むはるか前、2003年から工場や高圧電力市場に参入している老舗企業です。一般家庭向けの電力自由化は2016年に始まりました。関西圏だけでなく、全国どこでも利用することができます。

オール電化の家庭はガスの契約がない分、お湯を沸かしたり料理で電気を使うことになり、消費電力量が大きくなりやすいのが特徴です。出光昭和シェルのプランでは第二段階以降の電気料金が得な価格になっているため、たくさん電気を使う家庭に向いています。車を持っている場合はカーオプションを選択することで、ガソリン代が1リットルあたり2円安くなるのも良い点です。

深夜におトクな 「オール電化プラン」

※出所、出光昭和シェル公式サイト「深夜におトクな 「オール電化プラン」」から引用抜粋