電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

　電力自由化が行われたことで1円でも安い電気を選べるようになりましたが、電力小売業者を比較することはさらに電気代の節約に繋がります。
　株式会社エルピオは電力小売業者の一つ、エルピオでんきのサービスを提供しています。株式会社エルピオはエルピオでんきだけでなく、エルピオガスの供給も行っているなど、電力自由化に伴い幅広いサービスを行っている会社です。また、安い電気を利用できる地域も幅広いので、見直しを検討される時などエルピオでんきでシミュレーションするのがおすすめです。





　株式会社エルピオは元々はLPガスを製造販売する会社で、1965年設立した企業です。電力自由化で電気小売業にも進出し、現在では東京電力を始め、中部電力・東北電力・九州電力・中国電力など全国の大半エリアを網羅している電気小売業者になっています。
　株式会社エルピオはガスと電気の両方を供給する事業者でもあり、一番人気を集めているのはエルピオガスと電気をセットにしているガスセットプランです。ちなみに、こちらの会社はプロパンですのでプロパンを使っている人が対象になることを把握しておきましょう。
　尚、セットにすると毎月100円の割引きを受けることができる、一般家庭の場合はエルピオでんきに切り替えるだけで最高毎月1,250円の節約ができるなどの魅力があります。


　エルピオでんきの従量制スタンダードプランライト30Aは、契約アンペア数が30Ａの従量制で、基本料金は842.4円です。
　1か月間の電気利用量に応じて20.76円～25.31円の定額制が特徴です。例えば、120kWhまでであれば20.76円の定額料金、121kWh～300kWhまでであれば22.62円です。スタンダードプランSには契約アンペア数が20Aから60Aまで5タイプが用意してありましたが、20および30アンペアについては申し込みが終了になっているため、40・50・60の3種類です。
　こちらのプランも基本料金＋従量料金、これに燃料費調整額や太陽光発電の再生可能エネルギー発電促進賦課金を加算した金額で利用することができます。

東京電力と比較！どっちが安い？

　エルピオでんきのスタンダードプランSと、スタンダードライト３０Aプランと、東京電力の一般的なスタンダードSを比較しました。

基本料金比較（基本料金）

※出所、東京電力公式サイト(http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/standard/kanto/index-j.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイトスタンダードライト30A(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/light/)から引用抜粋
※出所。エルピオでんき公式サイトスタンダードプランS(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/standard_s/)から引用抜粋

基本料金比較（電気利用量料金）30A

　エルピオでんきのスタンダードライト３０Aプラン、スタンダードプランSと、東京電力の一般的なスタンダードSを比較しました。
※出所、東京電力公式サイト(http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/standard/kanto/index-j.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイトスタンダードライト30A(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/light/)から引用抜粋
※出所。エルピオでんき公式サイトスタンダードプランS(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/standard_s/)から引用抜粋

中部電力と比較！どっちが安い？

　中部電力管轄エリアでエルピオでんきと比較してみます。中部電力で一般的な従量電灯Bと、スタンダードプランＳを比較にしてみました。
　そもそも、エルピオでんきが20A以下は対応していないので30A以上が対象となりますが、120kWh以上を毎月利用していれば、無条件でエルピオでんきの方が安いという事が以下の表で明確です。
※出所、中部電力公式サイト(http://www.chuden.co.jp/home/home_menu/home_basic/hba_juryo/index.html?cid=ul_me)より引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_chubu/standard_s_chubu/)から引用抜粋

東北電力と比較！どっちが安い？

　東北電力のスタンダードなプラン従量電灯Ｂと、エルピオでんきの東北電力管轄エリアのスタンダードプランのスタンダードプランSを比較してみました。
　以下が比較表になりますが、20A以下の契約は、エルピオ電気にプランが無いので、東北電力と比較できないのですが、30A以上に関しては、基本料金はいずれも、エルピオでんきの方が安く設定されており、一番気になる電力量料金ですが、120kWh以下は、東北電力の方がお得ですが、120kWhを超えるようであれば、エルピオの方がお得となります。電気を使う家庭であればあるほど、お得になるという事です。

区分	契約アンペア	単位	東北電力 従量電灯B	エルピオでんき スタンダードプランS
基本料金	10A	ひと月につき	324.00円	対応無し
	15A		486.00円
	20A		648.00円
	30A		972.00円	730円
	40A		1,296.00円	920円
	50A		1,620.00円	1,150円
	60A		1,944.00円	1,470円
電力量料金	120kWhまで	1kWhにつき	18.24円	23.0円
	120～300kWh		24.87円
	300kWh～		28.75円
最低月額料金		1契約1月につき	257.04円	設定なし

※出所、東京電力公式サイト(https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/menu/menu_lightb.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_touhoku/standard_s_touhoku/)から引用抜粋

九州電力と比較！どっちが安い？

　九州電力の一般的な契約になるスマートファミリープランとエルピオでんきの九州電力管轄エリアのプランで一般的な使った分だけSプランを比較いたしました。
　２０A以下のプランはどの区域でもエルピオは提供していないので、本当にそもそも電気を使っていないという人にはエルピオは不向きと言えます。ただし、30A以上の契約をしているのであれば、基本料金無料できるので、この時点で毎月1000円は最低確実にお得になります。
　電力量料金に関しては、毎月120kWh以上利用していれば、間違いなく、エルピオの方がお得です。

区分	契約アンペア	単位	九州電力 スマートファミリープラン	エルピオでんき 使った分だけＳプラン
基本料金	10A	ひと月につき	297.00円	対応無し
	15A		445.50円
	20A		594.00円
	30A		891.00円	0円
	40A		1,188.00円	0円
	50A		1,485.00円	0円
	60A		1,782.00円	0円
電力量料金	120kWhまで	1kWhにつき	17.46円	22.5円
	120～300kWh		23.06円
	300kWh～		24.96円
最低月額料金		1契約1月につき	314.79円	設定なし

※出所、九州電力公式サイト(http://www.kyuden.co.jp/menu_new-plan.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_kyushu/s_kyushu/)から引用抜粋

四国電力と比較！どっちが安い？

　四国電力は電気の使用量の少ない一人暮らしや夫婦共働きの自宅にほとんどいない電気を使用しない家庭向けの従量電灯Aと、一戸建ての住宅など、3名以上の家庭向けの従量電灯Bがございます。また、エルピオでんきにも、それぞれ合わせて、つかった分だけＳプランと使った分だけＬプラんがあるので、それぞれを比較していきます。

四国電力従量電灯Aと、エルピオでんき使った分だけＳプラン比較

　四国電力には、最低利用料金設定がありますが、以下の表のとおり、エルピオ電気にはそういった基本料金のような設定はなく、あくまで使った分で計算していきます。120kWh以下であれば、四国電力の方がお得ですが、120kWh以上の電力を使用する家庭では、エルピオでんきの方がお得になります。
※出所、四国電力公式サイト(https://www.yonden.co.jp/customer/price/plan/juryo_a.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき(https://lpio.jp/electrical/ele_chugoku/s_chugoku/)公式サイトから引用抜粋

四国電力従量電灯Bと、エルピオでんき使った分だけLプラン比較

　また、四国電力の従量電灯Ｂとエルピオでんきでは、対をなすプランとして、使った分だけＬプランを以下の通り、比較いたしました。基本料金設定がエルピオにはありませんので、最低毎月350円程度安くなるわけですが、大事なのは、電力量料金で、従量電灯A同様で、毎月の電力量が120kWh以下であれば、四国電力の方がお得になります。
　120kWh以上の消費があれば、エルピオの方がお得になるという事になります。

	区分	単位	四国電力 従量電灯A	エルピオでんき 使った分だけＳプラン
基本料金	契約容量1kVAにつき	1kVA	374.00円	0円
電力量料金	120kWhまで	1kWhにつき	16.97円	25円
	120～300kWh		22.50円
	300kWh～		25.42円

※出所、四国電力公式サイト(https://www.yonden.co.jp/customer/price/plan/juryo_b.html)から引用抜粋
※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_chugoku/l_chugoku/)から引用抜粋

　プレミアムプランAも定額制で、契約電流アンペアは30・40・50・60の4種類です。但し、プレミアムプランAには300kWhまで定額になるものの他に、400kWhや500kWhまでが定額になるものがあるので、現在の電気使用量に応じて安い電気を使えるようになるのが特徴です。
　例えば、プレミアムプランA300の基本料金は契約電流アンペア数により異なりますが、300kWhまでであれば定額6,269円です。300kWhを超えた時には従量料金が適用される仕組みになります。ちなみに、太陽光発電を利用している場合、電力自由化で増えている新電力に切り替えると太陽光発電を利用しているのにも関わらず、電気代が高くなることもあるので注意が必要です。

料金表プレミアムプランA300の料金単価

料金表プレミアムプランA400の料金単価

契約アンペア	基本料金	定額料金	従量料金
		400kWhまで	400kWhを超えた場合 1kWhにつき
30A	826円	8,674円	28.02円
40A	1,101円
50A	1.362円
60A	1,634円

※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/premium_a/)から引用抜粋

料金表プレミアムプランA500の料金単価

契約アンペア	基本料金	定額料金	従量料金
		500kWhまで	500kWhを超えた場合 1kWhにつき
30A	826円	11,040円	27.52円
40A	1,101円
50A	1.362円
60A	1,634円

※出所、エルピオでんき公式サイト(https://lpio.jp/electrical/ele_tokyo/premium_a/)から引用抜粋

　電力自由化での新電力はエルピオでんきとガスをセットにしたガスセットがお得です。ガスセットはプロパンガスを利用する形になるため、現在都市ガスをご利用の場合にはガス器具の交換などが必要です。
　尚、エルピオでんきの申し込み方法は、株式会社エルピオの公式ホームページから行うこともできます。
　但し、新築住宅の場合は、一度東京電力などの電力供給会社に契約が必要になるため注意しなければなりません。相談しながら申し込みをしたい人も多いかと思われますが、株式会社エルピオの営業所は関東エリアに集中しており、他にも愛知県名古屋市や宮城県仙台市、福岡県福岡市や広島県広島市などにも営業所があります。
　近くに営業所がない場合は電話で相談しながら申し込みする方法もあるので安心です。