電力自由化だけでなく、ガスの自由化も重なり、ガス会社からの電力供給プランがどんどん増えてきました。
その中で、大阪ガスは関西電力よりもセットプランを設定して料金を安いプランを提供するだけではなく、その他のメリットも提供してくるなど、気になる存在になってきました。
京都・大阪・市が・兵庫・奈良・和歌山などに70万個に供給
大阪ガスと言えば、名前の通り、ガス会社なのですが、実は電力自由化にて、かなりの実績を出しており、約70万個に電力供給を行っています。対象地域は、京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県(赤穂市福浦を除く)・奈良県・和歌山県および福井県・三重県・岐阜県の一部が供給地域になっています。
申し込みはインターネットから行われ、スマートメーターで管理されている住居であれば、すぐに切り替えができます。また、自宅が旧式のメーターであっても、立ち合い不要でスマートメーターに切り替えることができるので、スムーズに切り替えができます。関西電力の解約手続きは、大阪ガスが代行してくれるので、切り替えにストレスが無いのも70万の契約ができた一つのポイントとも言えます。
Amazonプライムついてくる
大阪ガスの電気料金プランですが、Amazonプライムが付いてくるのがポイントの一つです。大阪ガスの新料金プラン「スタイルプランP」では、関西電力より安くなるだけではなく、Amazonプライムが無料でついてくるので、いきなり3900円お得になります。
Amazonプライムでは、どの端末でも映画やテレビが無料で見る事が出来き、AmazonプライムMUSICを領することもでき、本や漫画や雑誌も無料で読み放題といったメリットが特長です。また、Amazonでの物販で翌日配送のプラン「お急ぎ便」が無料で使い放題といったメリットもあります。
電気料金が安いだけではなく、こういったAmazonプライムが無料で利用できるのは、ちょっとしたメリットですよね。
スタイルプランPの電気料金プラン
Amazonプライムが無料でついてくる「スタイルプランP」のメリットの一番のポイントはもちろん、電気料金です。
15kWhまでの利用の最低料金は580円(税込み)ですが、実は最低使用量のしか利用しない場合は関西電力の方がお得で、334.82円(税込み)で約146円の差があります。
また、120kWhまでの場合は、関西電力が1kWhにつき19.95円で、大阪ガスは24.53円になるので、これも5円程度、大阪ガスの方が高いという事になります。
つまり、電気の使用が少ない、単身者などは、電気料金に関するメリットが少なく、Amazonプライムが付いてくることだけがメリットになってしまいます。
しかしながら、360kWh以下の家庭、つまり、3人家族以上になってくると、大阪ガスの方がメリットがあります。360kWh以下であれば、24.53円で、関西電力は25.33円で約1円安くなり、更に300kWhを超える家庭であれば、28.76円で、関西電力は28.76と同じ単価になります。
つまり、Amazonプライムが付いているかどうかと言う点で、関西電力と張り合っているのが、スタイルプランPとなります。
ガス料金と組み合わせるとかなりお得
関西電力の従量電灯と比較して、ガスト組み合わせのプランが一番お得です。15kWhまで279.82円で関電の334.82より分かりやすくお得です。
また、120kWhまでで1kWhごとに19.95円で関電が19.95円なので、ここは同じですが、350kWhまでが24.45円で、関電が25.33円なのに対して、約1円安く、300kWhを超える場合は、27.33円で関電の28.76円より1円近く安くなっており、殆ど電気を使用しない人や、逆に多く使う家庭にはメリットがあります。
具体的にどれだけ安くなるかは大阪ガスの公式サイトのシミュレーションを利用してみてください。実際にどれだけお得か、なぜ70万個が切り替えたのか、その理由が分かると思います。