電力自由化で新電力会社に切り換えても検針は来るの?検針票はどうなるの?


新電力会社に切り換えるときのポイントは4つあります。まずは新電力会社に切り換えても検針は来るのかという点です。引き続き検針は行われるので問題ないです。検針票は紙からオンラインになることが多いので、これも確認しておくべきです。スマートメーターの設置が必要な場合、スマートメーターへの切り換えは無料で行われますし、立会いの必要はないです。スマートメーターを設置すると検針の必要はなくなり、データは自動で送信されます。電気使用量を細かく確認できるので、節電にもつながります。





今までは検針日に検針員がメーターの確認をしていた

電力自由化になる前までは、検針日になると検針員が直接メーターの数字を確認していました。このメーターはアナログ式誘導型電力量計と呼ばれています。電気を使用すると円盤が回転して、この回転数に基づいて電気の使用量を導き出します。

検針員は検針が終わると検針票をポストに入れて終了です。これは東京電力も中部電力も関西電力も同じです。

アナログ式誘導型電力量計は、機器が故障してデータが紛失することがないですし、電源が切れて数字が表示できないということはないです。検針は数字を確認するだけなので1件につき数秒で完了しますが、一日で検針できる回数は限界がありますし、検針員をたくさん雇う必要があるので人件費も掛かります。



新電力に切り替えると検針票はオンラインになる

電力自由化で新電力に切り替えると、変わらない部分と変わる部分があります。今まで通り検針は行われますし検針日も変わらないですが、検針票は紙からオンラインに変わります。

スマートメーターになると検針員が直接メーターの数字を確認する必要がなくなり、自動でデータが送信されます。そのデータに基づいて電気料金は決定します。紙で確認する習慣が身についていた人にとっては違和感があるかもしれませんが、オンラインでいつでも確認できるので特に問題ないです。

紙を使わないので地球環境にとって優しいですし、検針員を雇う必要も無くなるので人件費削減につながります。検針日は地区番号から導き出すことも可能です。例えば地区番号が「01」の場合、検針日カレンダーの「01」の欄を見れば検針日が分かります。



スマートメーターへの切り換えは無料で行われ立ち合いは不要

アナログ式誘導型電力量計はデジタルとは違ってエラーやトラブルなどは起きないですが、目視による確認なのでミスが絶対に起こらないとは言い切れないです。

その点スマートメーターは電気使用量の計算ミスというのは起こりません。電力自由化によるスマートメーターへの切り替えは無料なので、お金を支払うことはないです。立会いも必要はないので、知らない間に交換が完了していることが多いです。

スマートメーターに交換するときは一時的に電気を使うことが出来ない停電状態になります。長時間停電はしないですが、スマートメーターに切り替える間の数分間は電気が使用できないです。大体5分くらいは停電状態になると思っていたほうが良いです。これは東京電力や中部電力や関西電力でも同じです。



スマートメーターで検針票を確認するだけでも電気料金の節約の参考になる

電力自由化によりスマートメーターは一気に普及しました。今まで通り電気使用量を確認することは出来ますし、地区番号から検針日を導き出すことも可能です。これは東京電力や中部電力や関西電力でも切り替えても変わりはないです。

スマートメーターになるとオンラインで電気の使用状況を確認することが出来ます。今月は電気代が高いと感じたら、すぐに行動に移すことが出来ます。電気料金をこまめに確認することで、電気を大切に使おうという気持ちが芽生えて、節電にも積極的になります。

電力自由化によって電気料金を減らすことが出来れば家計は楽になりますし、浮いたお金をほかの部分にまわすこともできます。オンラインで電気使用量を確認する習慣を身に付けることは意外とメリットがたくさんあります。