売電契約をしている家庭にもメリット!売電とスイッチングは別物


 太陽光発電を導入することで固定価格買取制度により、一定額で売電ができるようになります。
 最近は新電力に注目が集まっているのですが、供給先を切り変えることで売電先も変わるのではないか、このように考える人も多いことでしょう。さらに、固定価格買取制度で決められている最低単価よりも高いプレミアム価格で買取を行う事業者もあるため、供給先を切り替える時には事業者のことについて調べておくことが電気代の節約や売電効果をアップさせるポイントに繋がります。




売電契約と新電力との契約は別なので、供給先の切り替えは問題ない

 電力自由化に伴い新電力に注目が集まっています、これに伴い電力自由化により新しく参入する事業者も年々数が増えていると言います。現在太陽光発電で節電を行っている人も多いかと思われますが、自分の家も電力自由化で新電力に切り替えて契約を交わして見たい、このように考える人も多いのではないでしょうか。
 ここで問題になるのが新電力に切り替えたことで売電先も変わるのではないか、このような疑問ではないでしょうか。売電は太陽光発電システムの総出力量が10kW未満の場合、固定価格買取制度により一定額の金額で発電した電気を買取して貰えるものです。
 売電している場合でも、セット契約を結んでいないのであれば、新電力に変更したとしても今まで通り電力を買取の継続ができます。


売電先を探すには?資源エネルギー庁のホームページで確認

 電力自由化で新電力バンクと呼ぶ小売業者が多くありますが、新電力においては電力の買取を行っている所はありません。そのため売電できる業者は限られてしまうなどのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
 固定価格買取制度の中には、買取を専門に行う事業者も少なくありませんし、こうした事業者がいるからこそ、固定価格買取制度は成り立って行くわけです。新電力に切り替えるメリットには電気代が安くなる点が挙げられますが、買取する事業者は資源エネルギー庁のホームページを使うことで事業者を探すことができるようになっています。
 資源エネルギー庁は経済産業省が管轄になっている組織で、サイトのトップページ内にある登録小売電気事業者一覧を利用することで見つけることができます。


買取価格は一律ではない。固定価格買取制度」の最低単価よりも高い単価も

 固定価格買取制度とは売電している場合に適用される制度です。2012年7月にスタートした固定価格買取制度は、再生可能エネルギーの普及を目的にしているもので、太陽光発電システムを導入し、売電している場合に適用されます。
 また、この制度で定められている最低単価を保証するなどの目的もあるのです。但し、固定価格と一口に言っても、業者の中には定められている最低単価よりも高いプレミアム価格で取引を行うケースも少なくありません。
 プレミアム価格と聞くとかなり得するイメージがあるかと思われますが、通常よりも高い値段で買取などから、従来とは異なる送電線を使う、これにより余計なコストが掛かるのではないか、このようなイメージを持つ人も多いと言えましょう。
 しかし、プレミアム価格で売電している場合でも従来と同じ電力会社の送電線を利用するため、余計なコストがかかりません。


切り換え前に契約内容を確認しよう!

 電力自由化と聞くと、安い電気を使えるなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、電力自由化の中には電気を売るだけでなく買取にも大きな影響を与えています。そのため、現在太陽光発電システムを導入している人の中で、新電力に切り替えて見ようと感じている人も多いのではないでしょうか。
 切り替える時には、工事費用を始め、契約期間や途中解約時の違約金などについてもしっかりと確認しておく必要があります。最近は新規加入者を募集する目的で、各事業者がお得なキャンペーンを開催していることも多くなっています。このようなキャンペーンを使えばさらにお得な利用ができるメリットがあるわけですが、その内容や終了期間などもしっかりとチェックするようにしましょう。