スマートメーターへの交換工事や工事費用はどの位?


ここでは、スマートメーターに交換するときの工事や工事費について説明します。電力自由化によりユーザーが自由に電力会社を選べるようになりました。そのため、ユーザーのライフワークに合った電力プランを選んで使用できるのですが、その際にはスマートメーターが必要です。

そこで工事が必要なのですが、工事の内容や工賃が気になる人も多いはずです。実際の切り換え工事はどんな手順で行うのか、費用はどうなるのか、についても説明します。





そもそもスマートメーターって何?

スマートメーターとは、通信機能を持った電力メーターで毎月の検針業務の自動化や電気使用状況の見える化を可能にしています。スマートメーターを導入すると、インターネット経由で電気料金メニューを選んだりすることもできます。またモニターで日にちごとの電力使用量や発電量を確認することもできます。

電力自由化と共に電力のIT対応には書かせない電力計です。検針にかかる人件費の削減や省エネに貢献するため、今後の一般家庭には必須のメーターです。計測感覚は従来の電力メーターが月ごとだったのに対し、スマートメーターは30分間隔で計測しているのも特徴です。

将来的なスマートグリッドやスマートシティに必要なメーターともいえ、ガスや水道などのスマートメーターの実証実験も行われています。あまり知られてない事実でいえば、家やマンションなどの火災報知器なども遠隔で検査が可能になっています。



基本工事費無料

電力自由化や従来の電力メーターでも10年の耐用年数が来るとスマートメータに切り換えるように決まっています。基本的にメーターの切り換え工事の際の工事費は無料です。

また、家庭内の配線を変えるわけではないので、時間も15分程度で終了します。取り付け位置も今までと同様で、原則的に立ち会い不要、停電もありません。外壁に穴を開けるなどの特殊な工事が必要な場合は、工事費がかかる場合も一部あるようなので事前に確認しておきましょう。

これは、光ファイバーやエアコンなども同様の考えで、通常は既設の配管を使用するので外壁に穴を開ける必要はありません。しかし、最新の一戸建てなどの場合は蓄電設備を追加したり、電力メーターを移動する場合も考えられるます。その際は、必ず電力会社から声をかけてもらえるので心配する必要はありません。



切替時は停電するの?

切り換え時は基本的には停電することはありませんが、配線によっては停電することもあるので、事前に電力会社に問い合わせておきます。

気をつけなくては行けないのは、パソコンやルーターなどの通信機器は電源のオンオフを嫌うためです。大切なデータが消去したり、ルーターが使用不能にならない為にも、必ず停電するか確認しておくことが必要です。もし、停電すると分かったのなら、あらかじめ通信機器の電源は切っておきましょう。

冷蔵庫やテレビは電源を切る必要はありません。通信機器は電力が安定してから、入れるようにするとスムーズに立ち上がります。そこで、しっかりと通信するか確認します。インターネット回線で電力量を確認できるアプリもあるので、インターネット回線を第一に守る事が大切です。



そもそもスマートメーターなら切り換え不要

電力自由化で新電力を使う場合や、通常のメーターでも耐用年数の10年がくれば電力会社が自動的にスマートメーターに切り替えてくれます。 その場合は、メーターの切り換えは不要です。電力自由化により、さまざまな会社の電力メニューが選べるようになると、頻繁に電力会社を変える人もいるはずです。そんな時も、スマートメータは各社対応なので切り換えの必要はありません。

自分の家がスマートメーターか分からない場合は実際に自分の目で確認しても良いでしょう。もし分からない場合は電力会社に連絡して確認しましょう。集合住宅でも、現在はほとんどスマートメーターになっていて検針も自動化しています。スマートメーターの種類については、電力会社に問い合わせてみましょう。