おてらのでんきはその名の通り、僧侶が設立・経営を行うTERA Energyが取り扱っているものです。
僧侶が再生可能エネルギー事業に参入したり、これまでとは違った形で社会貢献を目指すことによって、各方面から注目を集めています。
おてらのでんきは100%の自然エネルギーを筆頭に、地域のお寺のサポートやお得な料金プランなど、様々な目標を設定して提示します。
最終的には心の豊かさや安心して生活できる未来など、誰にとっても恩恵が感じられる将来を目指している方向性です。
運営会社TERA Energy株式会社ってなに?
運営を行っているTERA Energy株式会社は、京都府の京都市にある再生可能エネルギー事業者です。
まだ設立して間もないこともあり、詳しい経営実績は出てきていませんが、経営者が僧侶ということで期待が高まっています。
お寺をTERAと表現するセンスも相まって、TERA Energyは何かと話題を集めているといえるでしょう。
世界で始めて、超宗派の僧侶が立ち上げたエネルギー事業と発表されているので、どういった商品を取り扱い成果を出すのか目が離せないです。
話題性が先行する企業ですが、明確な方向性や目標の達成プランも公表されていますから、TERA Energyという企業名は単なる駄洒落に留まらない魅力があります。
おてらのでんきは再生可能エネルギーを中心に提供
TERA Energy株式会社が提供するおてらのでんきは、2019年の4月に販売事業の開始を予定しています。
再生可能エネルギーを中心に提供するとのことで、当面は太陽光発電システムの販売を手掛けるようです。
これだけなら、今までの再生可能エネルギー販売事業者と変わりませんが、お寺という強みを活かしてサービスの拡充を図るものと思われます。
お寺だからこそできる、そういった視点で再生可能エネルギーを中心に、地域社会に貢献するサービスを提供するのが目標です。
売り手にも買い手にも、そして世間や未来にも役立つ、四方良しを掲げているのがおてらのでんきの魅力です。
今はまだ夢に向けて一歩を踏み出したに過ぎませんが、再生可能エネルギー事業が軌道に乗れば、更なる飛躍に期待することができるはずです。
みやまパワーHDからノウハウ提供
TERA Energy株式会社は、みやまパワーHDからノウハウの提供を受け、再生可能エネルギー業界に参入しています。
みやまパワーHDはコンサルティング会社で、協力会社の1つに名前を連ねます。
事業性の評価や事業計画の支援に、新電力会社の設立支援と電源調達の支援など、実に多岐にわたるサポート力があります。
電力事業全般の支援力を有していますから、おてらのでんきの味方としてまさに理想的な相手です。
おてらのでんきにおいては他にも、再生可能エネルギーの普及に力を入れる、NPO法人もサポートを表明しています。
当面はみやまパワーHDのノウハウと支援を受け、電力会社からの電力調達と合わせて、商品販売などの事業を手掛ける見込みです。
ソーラーパネルを無償提供&設置
おてらのでんきは、太陽光発電システムのソーラーパネルを無償提供したり、設置を行うことで事業化を進めます。
初期投資費用0円で設置できるわけですから、僧侶が立ち上げた企業という話題性と合わせて、世間に対するインパクトは大きいでしょう。
設置されるソーラーパネルは日本国内メーカー製で、施工は研修を受けた正規の登録店が責任を持って行うとのことです。
また、契約中の間は電気代が安くなったり、非常電力として使えることも謳っています。
余剰電力が買い取られる上に、16年目から太陽光発電システム一式が自分のものになるので、とても魅力があると考えられます。
設置費も運営費もTERA Energy株式会社の負担ですから、おてらのでんきは実に太っ腹です。