電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

　電力の自由化になってから、自宅で使う電気は自分達で選べるようになりました。楽天グループもサービスに参加し、インターネットで気軽にシミュレーションが出来ること、申し込みが簡単な上に現在契約中の電力会社の解約も自分でしなくていいとあって、乗り換える方もたくさんいらっしゃるようです。
　ではそんな楽天でんきには、どんな乗り換えメリットがあるのでしょうか。電気料金は安くなるのか、電力の安定はどうなのかをみていきましょう。




　インターネットでは安いと評判の楽天でんきですが、その理由はシンプルな電気料金プランがあることと基本料金を他社よりも安くすることで使用量の部分でかなりの割引をしていることが理由としてあげられます。
　例えば平均的な4人家族の構成の家庭で他社で従量電灯B、契約容量が40A、平均使用量が役330kWhである人が、楽天でんきプランS（従量電灯Bの40A）でシミュレーションをすると初年度で12584円お得になる、という計算が出ます。この内訳は、電気代が7845円と楽天スーパーポイントが587ポイント、さらに楽天カードで払ったとして1161ポイントがついてくるので、総計で年間12584円安くなるということです。


　楽天でんきは楽天サービスの強みとなり、これまで通りに電気を使うだけで楽天スーパーポイントがたまっていきます。電気料金200円に対して1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっていますし、楽天カードで貯まるポイントは別でたまっていくのです。
　そして更に楽天でんきでの支払いに、このポイントを使うことが出来ます。楽天市場やカードで貯まったポイントも利用可能ですし、期間限定のポイントまで利用することが出来ます。期間限定のものは使えるところが少ないこともあり、普段から楽天サービスを多用する方にとってはこれは最大のメリットとして認識されているようです。使うポイントが多ければ、もしかすると電気代がタダになることも有りえるのです。


　電力の自由化になってしばらく経ちますが、これまで使っていた会社から違う電力会社に変えると、停電になったり電力配給が不安定な状態にならないか、というのが最も多い心配でしょう。
　しかし、その点は心配しなくても大丈夫です。自由化になったことにより、電力会社を変えても電気は従来の地域電力会社の送配電線網を通して各家庭に配給されます。
　従って、どの電力会社を選択しても同じ送配電線網から配電を受けるので電気の品質や安定供給には差がありません。つまり、楽天でんきに変えても今までと同じ、変わらない安定した電力が供給されます。電力の安定度合いは変わりませんので、あとはどんなサービスが受けられ、自分の家にあうのかを見極めるだけです。


　電気料金の安いと評判の楽天でんきに乗り換えるには、インターネットで申し込みをし、現在の契約内容がわかるもの、例えば検針票などを準備しましょう。申し込み完了時にメールを送り、申し込み内容に不備がある場合は確認メールも送ります。現在契約している電力会社の解約手続きは楽天エナジーが代わりに行いますので手続は不要です。申し込みをしたら、スマートメーターの設置工事をします。交換作業は通常15分から30分程度で、立ち合いは原則不要です。
　楽天でんきの対象エリアは全国ですが、楽天エナジーに対象エリア一覧が載っていますので自宅があまりに田舎で心配という方はまずは自宅が対象エリアに入っているかどうかを確認しましょう。