「あした電気」の料金プランは分かりやすい


 東京電力や従来の電力会社の電気料金は、一定額の基本料金と、電気使用量で段階的に単価が設定された料金の合計で計算しています。
 あした電気の電力量料金は、使用量にかかわらず、一定の単価で計算します。電気使用量に合わせて標準プランとたっぷりプランの2つが用意されていますが、どちらも計算方法がシンプルで分かりやすいのが特徴です。




標準プランとたっぷりプランがあります

 あした電気の料金プランは「標準プラン」と「たっぷりプラン」があります。「標準プラン」は、一般的な電気使用量の家庭向きです。基本料金が無料で、使用量にかかわらず一定の単価が設定されています。
 電気料金の計算は使用量×単価というシンプルでわかりやすいものです。「たっぷりプラン」は大家族や、ペット飼育などで電気製品を多く使っている家庭向きです。基本料金がかかりますが、単価が低くなっているので、電気使用量が多くなるほど料金を安く抑えられます。
 どんな家庭でも東京電力の電気料金より安くなることが期待できます。「標準プラン」と「たっぷりプラン」のどちらが良いか、ふだんの電気使用量から料金をシュミレーションしてみると分かりやすいです。


申し込み方法

 あした電気の申し込みは、電話受け付けはなく、インターネットのみが用意されています。パソコンやスマホであした電気のサイトから申し込みができます。
 あした電気は一般家庭用の契約なので、法人や集合住宅で一括請求をしている場合は契約ができず、個人契約のみのプランになっています。申し込み方法は、電気使用量の検針票とクレジットカードを準備して、あした電気のサイトから登録するだけです。
 まずは現在契約している電力会社や利用状況を入力します。次に、標準プランとたっぷりプランのどちらにするか選びます。あとはアカウントを登録して、検針票や支払方法などの情報を登録します。契約後のプラン変更なども、インターネットで行います。


解約に違約金無し

 あした電気には契約期間が設定されており、契約の開始日から1年間の契約になっています。契約終了ごとに手続きをする必要はなく、自動で契約更新されていきます。
 もし期間の途中で解約しても、違約金や解約手数料などの費用を請求されることはないです。近年、電力自由化でいろいろなサービスが増えましたが、初めて利用するときは不安になるものです。
 その点、サービスが合わなくて解約したくなったとしても、違約金や解約手数料などを請求されないなら、とりあえずは安心して試してみることができます。
 また、サービスを提供する企業が、違約金などを設定する必要性がないくらい、あした電気のサービス内容に自信をもっていることが感じられます。


スイッチングも簡単

 東京電力やその他の電力会社で契約をしていて、あした電気に切り替えたい場合、手続きはとても簡単です。あした電気のウェブサイトで申し込みをするだけでよいです。現在契約している電力会社に自分で切り替えや解約の手続きや連絡をする必要はないです。
 申し込み受付が完了した後、あした電気から現在の電力会社に切り替えの連絡をしてもらえます。切り替え工事についても、自宅にスマートメーターがすでに設置されている場合、工事の必要はなく、切り替えも手続きは比較的はやく完了します。もしスマートメーターが設置されていなくても大丈夫です。ほとんどの場合は無料でメーターの切り替え設置工事をしてもらえますし、工事の立ち会いなども不要です。