電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

　coincheckでんきは、coincheck社が展開する新電力事業です。特徴はやはり仮想通貨に関するサービスで、ビットコインの還元や、ビットコインで支払いそのものができるといった仕組みを用意されています。
　値上がり益を狙えば、より一層の得にも繋げられるかもしれません。今後の動向に、大いに期待すべきでしょう。




　coincheckでんきは、その名の通り仮想通貨取引所のひとつであるcoincheckが展開する電力会社です。
　電力と関係のない会社であるため、もしかすると品質に不安を抱く人もいるかもしれませんが、安心してください。実際の運営は、三ッ輪産業株式会社と丸紅新電力という、昭和15年創業の老舗、そして世界中に拠点を持つ大手の電力会社が提携して電力提供しているため、電気そのものは専門業者のものとなっています。
　通常通りの電気を、coincheckならではのサービスを通して利用するといった認識で問題ないでしょう。同社の特徴はビットコインをはじめとした仮想通貨の扱いであるため、やはりサービスもそれに関連したものとなっています。仮想通貨取引を楽しんでいる人であれば、きっと魅力的に感じられるのではないでしょうか。


　coincheckでんきのプランは、主に２種類となっています。ビットコイン付与プランとビットコイン決済プランです。
　主には、前者が支払った電気代の一部がビットコインに還元されるというもの、そして後者は支払いそのものをビットコインでおこなえるというものになっています。
　それぞれにメリットがあるので、特徴を理解してお得に役立ててみてください。たとえばビットコイン付与プランなら、支払いのたび１～７％の額がビットコインで返ってくるため、長期的にビットコイン貯蓄していきたい人に向いているでしょう。
　後者はビットコインの還元がないものの、通常の電気代より１～７％割り引かれるので、支払いそのものを抑えられます。ビットコインの運用によって得に繋げたいなら付与プラン、支払いそのものの安さに魅力を感じるなら決済プランといった感覚で、選択すると良いでしょう。


　coincheckでんきの魅力は、２つのプランだけに留まりません。もう一点、仮想通貨という注目の投資対象がかかわっているからこその、大きな特長が存在します。
　それは、値上がり益によるさらなるお得感です。ビットコインをはじめとした仮想通貨は、短期間でも大きな価値の上昇が期待できる存在です。この特徴によって、通常のお得さ以上の得にも繋げられるのです。
　主な仕組みとしては、たとえばビットコイン付与プランで得た１～７％のビットコインが2,000円分だとすると、価値が２倍に上昇すれば4,000円に、３倍なら6,000円分になるといった具合です。長期保有することによって、大きな値上がり益にも期待できるかもしれません。


　ここまで紹介を見て、coincheckでんきに大きな魅力を感じた人は少なくないことでしょう。仮想通貨投資をしている人ならなおさらです。
　ですが、2018年２月上旬現在においては、両手放しで検討することが難しいというのも実際のところです。「NEM」流出問題による、coincheck社への信頼が揺らいでいるためです。
　また事実、現在は問題に伴い、新規申し込みおよびビットコイン関連サービスが停止されているのも実際のところです。利用を検討するには、しばらくの待機が欠かせません。
　とはいえ、仮想通貨業界はまだまだ拡大するであろうといわれています。この問題が一時的なものとして処理され、また通常通りサービス提供される可能性も大いに考えられます。事実、すでに取引サービスの再開の噂も聞こえ始めている状況です。長い目で見る価値はあるといえるでしょう。