電力自由化で電気料金をお得にするなら電力会社を比較しよう

　ヘルスメーターや、食事のレシピでも知られるタニタですが、同社のサービス「あるく・おトク・でんき」は、新電力の中でも特徴的な印象です。
　独自の健康管理サービスや、活動計を使った割引システムが利用できます。ダイエットや運動と電力の節約に合わせてこだわりたいという人に、最適な印象です。





　民間企業であるタニタですが、知っている人は多くいることでしょう。
　健康器具メーカーとして大手であるほか、体に気を遣ったメニューを出す社内食堂「タニタ食堂」が話題になったり、バラエティ番組で取り扱われるなど、高い注目度を誇るためです。そんな同社が、近年電力自由化に伴い、電力提供をスタートしました。
　その名も、「あるく・おトク・でんき」です。まさに同社らしい印象のネーミングですが、特徴は名前だけに留まりません。サービス内容にも、体に気を遣った面が多くみられ、さらにはお得さもメリットとなっています。これまでの電力会社とはひと味違った印象で、注目する価値ありです。特に特徴的な部分をピックアップしたので、新電力を検討している人はぜひ参考にしてください。


　タニタといえば、質の高い健康器具で知られています。ハイテクな特徴を詰め込んだ体重計は中でも同社の代表的製品で、広く知られています。
　「あるく・おトク・でんき」を契約すると、まさに同社の技術力の粋ともいえる、健康管理サービスが利用できます。その名も、「からだカルテ」です。これは、同じく契約時に手に入れられる活動計と連動して、体調をサイト内のグラフで管理できる代物です。
　別商品として売られていてもおかしくないようなハイテクサービスが、電気契約と同時に手に入れられる形となるため、体調管理に気を遣っている人としては何とも嬉しく感じられるでしょう。体重や運動量、さらには個人では難しい体脂肪率・筋肉・基礎代謝などの状態を計測することも可能となっており、効率的なダイエットに役立てられそうです。


　前述の通り、「あるく・おトク・でんき」を契約すると、活動計がもらえます。ですがこれは、ただ日常的な健康管理のために役立てるだけのものでもありません。実はこの電気会社は、さすがタニタが展開するサービスといったところで、何と運動量に応じて割引が適用される仕組みとなっているのです。
　主には、活動計を身につけて、歩いた分だけ費用が抑えられるといった形です。ポイントは４種類あり、1,000歩ごとに10ポイント、そして3,000歩、5,000歩、8,000歩ごとに10ポイントのボーナスポイントがもらえる「歩数ポイント」、継続した日数に応じて１日５ポイント付与される「継続ポイント」、１日１回、月25回までおこなえる、データを送信するたびもらえる「データ送信ポイント」、そして前月の平均歩数を1,000歩以上上回るともらえる「前月差ポイント」のそれぞれです。貯まったポイントは、エリア・契約アンペアに応じて利用でき、月あたり最低100円から最大2,000円まで安くすることができます。


　前述までのような特徴から、「あるく・おトク・でんき」は、電気料金を抑えたいと考えており、さらに継続的な運動をおこなっている、もしくはやってみたい人に向いているといえるでしょう。質の高いダイエットと節約が同時にできるわけですから、まさに一石二鳥といったところです。
　供給エリアは、東京電力管内、中部電力管内、関西電力管内のそれぞれとなっており、いわゆる日本三大都市にあたる東京・大阪・名古屋で利用が可能です。費用については手ごろな印象で、初期事務手数料1,080円、月額162円と、何なら上質な活動計ひとつ手に入れるよりも安い金額で始められそうなほどです。来店や書類の準備が必要なく、ウェブ申し込みで簡潔できる点も嬉しく感じられます。