洸陽電機は新規参入組として全国初となる沖縄県での電力販売を2018年4月に開始したことで注目を集めている会社です。
一般家庭向けの電気料金のプランは、電気の使用量が少なくてもお得になるように設定されており、多くの家庭で電気代を節約することができます。
全国初となる沖縄県での電力販売
兵庫県神戸市に本社を置く洸陽電機は、地熱発電や太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーの開発や、省エネシステムの提案など、幅広いエネルギー事業を手掛けている会社です。
全国のオフィスやスーパーマーケットなどの民間企業や、市役所や学校などの官公庁関連施設に電力を供給しています。洸陽電機は新規参入組として全国初となる沖縄県での電力販売を発表し、大きな話題となっています。
2016年4月に電力の自由化がスタートしましたが、沖縄県は電源の調達が難しい地域であるため、新たな電力会社の参入は実現できていませんでした。
洸陽電機は沖縄に営業所を開設し、再生可能エネルギーや省エネルギーの実績や技術を駆使して、家庭向けの低圧電力の供給を可能にしました。
お得な電気料金プランの違い
一般家庭向けの電気料金には、きほんプラン、生活フィットプランがあります。
生活スタイルや家族の人数によってお得になる料金形態が異なるため、ホームページ内にあるシミュレーションを活用して選ぶと良いでしょう。
きほんプランは時間帯や曜日による料金の違いがないので、平日家にいることが多く、電気使用量が少ない家庭に向いています。
従来の電力会社では、電気使用量が少ない家庭では電気代にさほど変化がないという欠点がありましたが、こちらでは電気使用量が少なくても料金を低くなるように設定されています。
生活フィットは22時から朝8時までの時間帯は安く設定されているので、夜間や土日に電気を多く使用する共働き家庭に向いています。飲食店や事務所など、通常よりたくさん電気を使用する場合はプランB、Cの利用が適しています。
デメリットとしてはオール電化の家庭の場合は、従来の電力会社のオール電化対応のものの方がお得になる可能性が高いことです。
良心的な料金と契約方法
生活フィットプランに関しては、単価の大幅な値下げも行っており、さらに毎月の電気代を節約することができます。
その節約額の大きさは電力比較サイトでも確認することができます。また、契約時の初期費用や解約手数料がかからないこともメリットのひとつです。電力会社によっては初期費用や解約時に手数料や違約金がかかる場合がありますが、2019年3月末までに申し込みをすませておけば、解約時の費用がかからないので、気軽に切り替えを行うことができます。
また、家族や親戚、友人同士など、2世帯以上でまとめて加入すれば割引されるものもあります。
代表世帯の料金が割引されるコースと、各世帯の料金が割り引かれるコースの2種類から選ぶことができます。その他には電気の使用料金に応じて飛行機のマイルがたまる特典など、さまざまなお得なサービスを提供しています。
安定した電力供給が特徴
洸陽電機は全国各地に発電所を設置しており、安定した電力供給が魅力となっています。
電力の供給エリアは当初は関西エリアだけでしたが、現在では北海道を除く全国にエリアを展開しています。
地域の電気会社よりも電気料金が安く設定されているので、さまざまな条件の家庭で電気代を節約することができます。
洸陽電機は自治体とタッグを組んで新電力事業を始めるなど、地域でエネルギーを循環するシステムの形成に取り組んでいます。
2018年4月からは沖縄県で電力の販売を開始するなど、長年の実績やノウハウによる新電力サービスの提供を実現してきました。お得な料金は各方面から注目されており、雑誌や新聞などに取り上げられています。